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はじめまして。

総合政策学部1年の内田蓮です。

三重県の三重高校出身、ポジションは内野手です。

 

私は中学生の頃に、当時所属していた知多リトルシニア全員でナゴヤドームの早慶戦を観に行きました。大学野球のことを何も知らない私にとって、慶應義塾や早稲田は、名前を聞いた事があるかな…くらいでした。

 

しかし、ナゴヤドームに入ると同時に、体全体が震えたったのを覚えています。情熱的かつ紳士的な両軍選手のプレー。子供から大人までみんなが右手を高々と上げ、歌い励まし合う、エール交換。今にも踊り出してしまいそうな、応援の数々。一試合の中にこれだけ魅力が詰まったものがあるのかと、信じられない気持ちで、いつのまにか早慶戦の虜になっていました。

 

また、シニアの会長が慶應義塾出身ということもあり、話を色々聞いていくうちに、「絶対慶應で野球をするんだ!」という思いが強くなっていきました。

とは言いつつも、進学した先は慶應義塾高校ではなく、三重県にある三重高校でした。やはりまだ中学生の私には、勉強への意欲が野球の意欲と比例していなかったようです…

 

だからこそ高校時代は文武両道を目標に掲げ、”大学は慶應へ”と考えていましたが、部活動もかなり忙しく、なかなか勉強面では厳しいものがありました。しかし、どちらもコツコツ行ってきた結果、甲子園に3度出場することができ、最後の夏には、甲子園準優勝まで勝ち上がることができました。そして、大きな目標であった慶應義塾の門を叩くことになりました。

 

今の私があるのも高校の先生、監督のご指導、また友人の支えがあったからだと身にしみて感じております。本当にありがとうございました。

何より、今まで私を育ててくれた両親、祖父母に恩返しをするため、野球も勉強も一生懸命取り組み、神宮球場、早慶戦の舞台で一日も早く活躍できるように頑張ります!そして、絶対に日本一になります。

 

 

「俺の高校野球部の名物練習」をご紹介いたします。

毎年、冬の練習時期になると学校から約5キロ離れた、松尾神社まで部員全員で走ります。(25分というタイムリミットあり!)

21.松尾神社 内田

そして到着すると、340段もの石階段、その参道階段に奉納された50基にも及ぶ鳥居をくぐり上がりきります。これが片道なのですが、これだけでも足は悲鳴を挙げ、心臓が潰れそうになります…そこから、いわゆる”激坂”を一気に駆け下ります。ここで多くの人が足をつってしまうんです。(笑)

そしてようやく1周が終わるのですが、多い時には10周します!

 

もうみんな死に物狂いで走っていたのを思い出しますね。しかし、この練習があったからこそ、体力的にも精神的にも強くなれたのだと思います。

三重高野球部伝統の「マツオ」をこれからも受け継いでいって欲しいです!

以上、内田蓮でした!

 

(1年・内野手・内田蓮/三重高校出身)