東京六大学野球を応援する公式Webコンテンツ TOKYOROCKS!2015

こんにちは。2年マネージャーの黒田です。

 

 

日付が変わって8月12日になってしまいました。

 

 

 

ちょうど1ヵ月後は9月12日。東京六大学野球秋季リーグ戦開幕です。

 

 

…もうあと1ヶ月しかない!とたったいま気づいて焦りはじめています。

 

 

 

しかし同時に、楽しみでわくわくとした気持ちもふくらみつつあります。

 

 

前回のブログにもあった通り、現在遠征に帯同していますが、毎日走りこみ、振りこみ、そして鍛えこむ選手たちを見ていて、

 

リーグ戦でどんな成長した姿を見せてくれるのだろうと期待してしまうほど、充実した遠征になっていると感じています。

 

 

さすがは北海道。東京よりも10度ほど涼しい室蘭は鍛えこむのにぴったりの場所でした。

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(合宿地・室蘭新日鐵住金球場、室蘭シャークスとのオープン戦)

 

 

荷物が届かないという緊急事態から始まった室蘭合宿でしたが、

 

昨年の合宿からお世話になっている室蘭シャークスの皆様をはじめ、

 

さまざまな方々にご支援をいただき、無事に合宿を終えることができました。

 

 

応援してくださる方々のご支援があってこそ、自分たちは野球ができるのだと改めて感じました。本当に有難うございました。

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(写真は荷積み用に作ったダンボール箱、合宿の最後には室蘭のファンの方からメッセージもいただきました!)

 

 

 

合宿を終えた後、直接東京には戻らずに七大戦出場のため宮城県石巻市に来ています。

 

 

七大戦は今年で54回目を数え、さまざまなスポーツ競技で7つの大学が競い合う総合体育大会です。

 

ほぼ一年をかけて行われますが、硬式野球の部は毎年この時期に開催されています。

 

出場校は北海道大学、東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、そして東京大学の7校です。

 

どの大学もそれぞれの地域のリーグで名門校として活躍しており、絶対に負けたくないライバルです。

 

 

 

大会はトーナメント形式で行われます。

 

 

昨日の初戦では大阪大学と対戦し、7-2で勝利いたしました。

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(大阪大学戦で3打点と活躍した喜入捕手(3年/修猷館高校出身))

 

 

本日の準決勝では京都大学に勝利した九州大学と対戦いたします。

 

そして明日は新田仙台市民球場へ移動して決勝戦、または3位決定戦を戦うことが決まっております。

 

3年ぶりに優勝を飾った昨年に引き続き、ぜひ連覇を狙いたいと思います!

 

 

 

ところで今日、明日と試合会場になっている石巻市は、4年前の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた地域のひとつです。

 

 

試合をおこなっている石巻市民球場も震災直後から、災害復興に尽力する自衛隊の前進基地となりました。

 

 

その結果、芝は傷んだり、剥がれたりしてとても野球ができるような場所ではなくなったそうです。

 

 

しかし震災から約1年半後、メジャーリーグの支援により美しい人工芝の球場に生まれ変わりました。

 

 

今回このすばらしい球場で試合ができることをとても幸せに感じています。

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(石巻市民球場、キャッチャー後方にはMLBからの「TOMODACHI」のメッセージ)

 

 

とはいうものの写真をよく見るとおわかりのように、球場のライトスタンドの後方にはたくさんの仮設住宅が立ち並んでいます。

 

 

昨日の試合後には海岸近くへ移動して走りこみと振りこみをおこないましたが、車のナビに表示されているはずの街がなく、

 

 

津波に流されて土台だけになった家や集められた瓦礫の山が広がっていました。

 

 

東京で生活していると復興は進んでいるのだろうと思い込んでしまっていましたが、

 

 

実際に被災の爪跡が残る地域を目の当たりにして、復興はまだまだこれからなのだと痛感しました。

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(石巻市内の海岸でのランメニュー、写真の右側では新しい防潮堤が建設されている)

 

 

一方でぽつぽつと新しい家が建ちはじめている場所もありました。

 

 

復興ははじまったばかり。「がんばろう!石巻」という合言葉を見ると、自分たちもこれからもっとがんばれると思いました。

 

 

 

話題が野球から遠ざかってしまいましたが、まずは今日、明日と2連勝して暑さの続く東京に帰りたいと思います!

 

 

そして1ヵ月後のリーグ戦へ向け、練習に励んで参ります!

 

 

以上、石巻からでした!

 

 

2年/マネージャー/黒田陸離(西大和学園高校出身)

2015.08.06

室蘭合宿!

ブログをご覧の皆様、お久しぶりです!

3年マネージャーの中川です。

 

今回は室蘭合宿レポートということで、弊部が8月1日から行っている室蘭合宿についてレポートしていきたいと思います!


・・・とはじまりましたが、今回の室蘭合宿は大事件からのスタートとなってしまいました。

 

ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、今回の合宿に向け準備した荷物を積んだ部車が、北海道苫小牧沖で発生したフェリーの火災に巻き込まれる事態となりました。フェリーには部車とともに私も乗船しており、私はフェリーから避難した形で北海道に入りました。

 

こうして始まった合宿でありますが、火災の結果失った道具は現地で調達をしなければいけません。弊部の秋季リーグの目標「勝ち点」に向けて立ち止まっている暇はありません。

室蘭合宿は20年ほど前に途切れていたものを昨年から復活させ行っているものです。弊部OBおよび室蘭シャークスの方々には、昨年に引き続きのご協力への感謝をこの場を借りて申し上げます。さらに、室蘭シャークスさんには今回の件を受け、ボールやヘルメット、キャッチャー道具など様々な道具をお借りすることとなりました。

 

 

(写真のボール、ヘルメット、キャッチャー道具は室蘭シャークスさんにお借りしたものです。)


また、室蘭シャークスさんからご紹介いただいた業者さんや、他の北海道にある大学野球部から紹介していただいた業者さんなどにもご協力をいただき、ある程度の用具をそろえることができました。

すでに一般の方からもご寄付をしていただいております。誠にありがとうございます。

普段、東大野球部としての活動は、弊部OBやファンの方々をはじめ本当に様々な方々のおかげで成り立っているということはもちろん忘れたことはありません。しかし、今回の件によりいかに我々がそういった方々にお世話になっているか、いかに恵まれた環境にいるのか、そしてそれに対する感謝の念を常日頃も胸に抱き活動しなくてはならない、ということをより一層強く実感しました。

 

こういったご協力のおかげで、現在選手は一層の入った練習を行っております。

 

佐藤内野手(2年・桐蔭学園高校出身)

 

 

山本克志内野手(3年・聖光学院高校出身)

 

 

また、この合宿恒例の砂浜ダッシュも行いました!

 

 

 

 

室蘭は東京よりだいぶ涼しいので、選手は体をしっかり鍛え上げつつ、集中しやすい環境での練習によって更なるレベルアップを目指しています。

 

今日で合宿が始まってから6日目です。今後は練習日が続いた後に室蘭シャークスとのOP戦、そして室蘭合宿が終わったら場所を石巻・仙台へ移して、第54回全国七大学総合体育大会への参加があります。遠征としてはまだまだ前半、ここからが本番です!

 

今回弊部に援助していただいた方々、そしていつも応援してくださっている方々への恩返しとしての最高の形は、やはり「リーグ戦での勝利」、そして目標である「勝ち点」を掴むことです。部員一同そこへ向け精進いたしますので、これからも東京大学野球部をよろしくお願いいたします。

 

次回は2年マネージャー黒田が引き続きキャンプレポートを行います。

お楽しみに!

 

3年/マネージャー/中川 弘毅(海城高校出身)

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