2016.02.25
沖縄キャンプ!!
TOKYO ROCKS!をご覧の皆様、こんにちは!
新3年マネージャーの黒田です。
自分は2月9日より16名のバッテリー陣とともに沖縄に来ています!
日中の気温は20℃前後で朝晩は涼しいという、
練習には絶好の陽気に恵まれています!
そして宿舎ではきれいな桜が出迎えてくれています!
このキャンプでは、練習に打ち込む、結束を固めるといった、
チーム力の向上を目的としているのはもちろんのこと、
東京大学の現役学生・野球部員としての大きな目的が2つあります。
まず1つは、”沖縄の高校生に東京大学を身近に感じて知ってもらうこと“
そしてもう1つは、”自分たちが沖縄について学ぶこと“
この2つのテーマを中心にキャンプの様子をお伝えします!
①”沖縄の高校生に東京大学を身近に感じて知ってもらうこと“
投手陣が投げ込みを行うときには、近くの高校のグラウンドを回ってお借りしています。
キャンプシーズンで球場を使用することが難しい状況なので、
とてもありがたく使わせて頂いています。
石嶺球場(首里高校グラウンド)ではブルペンで投げ込みます!
(手前:竹中投手(新2年/修道高)、奥:上田投手(新3年/南山高))
那覇国際高校では練習に参加させて頂きました!
さらに、野球部ならではの視点で大学生活について語り、交流を深めました。
野球部員だけではありません!
グラウンドで練習をした後には、高校のクラスに訪問して、
東京のこと、大学のこと、受験のこと、様々な質問に答えます!
もちろん勉強についても教えます!
教壇に立つのは少しおこがましい気もしますが…
(左:加藤投手(新3年/筑波大駒場高)、右:福井投手(新2年/駒場東邦高))
(左から喜入副将(新4年/捕手/修猷館高)、有坂投手(新2年/城北高)、柴田投手(新3年/洛星高)、宮村投手(新2年/前橋高))
沖縄の高校生は、大学に行ってもまだまだ沖縄から出る人が多くないそうで、
皆さん興味津々で質問をしにきてくれました!
ある高校生に東大生の印象を聞いたところ、
「宇宙人みたいな感じ…」と答えてくれたこと印象的でした。
②”自分たちが沖縄について学ぶこと“
グラウンド以外でも様々な場所を利用していますが、
そこから学ぶこともたくさんあります。
ビーチのランメでは、沖縄ならではの青い海、南国の空、白い砂…
自然を肌で感じることができます!
爽やかな景色を眺められるので、厳しい練習も耐えられるのではないでしょうか!?
(砂浜ランメの様子)
また那覇市の中心部にある新都心公園も練習で利用していますが、
ここはかつて在日米軍兵士専用の居住地区だった場所です。
最近になって地元の方々の憩いの場として美しい公園に整備されました。
沖縄の方々にとっては大切な意味を持った公園です。
(新都心公園でのランメ)
そして忘れてはならないのが、この美しい島で起こった悲惨な戦争…沖縄戦です。
戦前最後の沖縄県知事・島田叡氏は、東大野球部黎明期に活躍された方でもあります。
一般の市民をも巻き込んだ沖縄戦で、知事として最後まで県民のために尽力されました。
練習の合間を利用して平和祈念公園の摩文仁の丘、
さらに島田氏が消息を絶った場所とされる、最後の沖縄県庁があった轟の壕を訪問し、
偉大な大先輩に慰霊、感謝の気持ちを込めて黙祷を捧げました。
(摩文仁の丘の慰霊碑)
最後に合宿生活について少しご紹介します!
今回のキャンプではほぼ毎食、宿舎の養秀会館で自炊をしています!!
…といってもご飯を炊いたり、鍋を作ったりといった簡単なものですが、
(華麗な包丁捌きを見せる田宮学生コーチ(新3年/東農大一高))
さらに毎日のように地元の方々より食材や料理の差し入れを頂いています!
パワーのつく沖縄そばやお肉など美味しくいただいています!!
(お肉を美味しそうに焼く喜入捕手)
すべてご紹介したのですが、本当に多くのご支援を頂いているので紹介しきれません!
皆様ありがとうございます!!ご恩はリーグ戦の結果でお応えします!
沖縄キャンプはあと1週間続きます!
少しでも多くのことを吸収、成長して、春の陽気とともに東京に戻りたいと思います!